なぜ、宇宙産業・Space BDに?
自分の仕事の先に「未来」を感じている人たちと働きたい。
だから私は、宇宙業界に戻ってきた。
ワシントン大学のあるシアトルは、ボーイング社やブルーオリジン社などの世界的な航空宇宙関連企業も近く、航空産業がとても盛んなエリアです。そうした環境なので、大学の友人たちも目指す企業や就きたい職業を明確に持っていたんですよね。でも私は、まだ宇宙一本で生きていく決断ができなくて…。まずは広くいろいろな産業を知りたいと思い、エンジニアリング系の会社ならどこでも使っているようなアメリカの大手計測器メーカーへ就職しました。そこで様々な業界のエンジニアと仕事をしていく中で、「自分の仕事はすごいことにつながっている!」みたいなワクワク感や熱量、未来への期待感といったものを感じながら働くことが、私の大きな原動力になっているんだと気づいたんです。だからそれを、もっともっと追い求めたくなって!自分たちのやっていることにすごく自信を持っていて、その先に未来を感じて仕事をしている人たちを思い浮かべたときに、やっぱりその熱量は宇宙が一番なのかなと思ったんですよね。それで、宇宙をビジネスだけでなく教育にも展開しているところに他にはない魅力を感じて、Space BDへの入社を決めました。->
現在の仕事内容
対象となるエリアは、全世界。
営業を通じて、Space BDのプレゼンスも高めていく。
「ISS(国際宇宙ステーション)を使った宇宙実験サービス」と、ロケットで衛星をお客様が乗せたい軌道まで運ぶ「衛星輸送サービス」という大きく2つの事業の海外営業と、大学で学んだことを活かした技術営業を担当しています。国内のお客様の案件でも、海外の企業・組織と連携する必要も出てくるので、世界中の様々な方々と日々コミュニケーションをして関係を構築したり、そこから実際にビジネスをつくりあげていくということにやりがいを感じています。->
2022年4月にアメリカで大きな展示会があり、出展のため私も現地へ行ってきました。ブースでSpace BDのご紹介をしたり、イベント外でも現地企業に営業活動をしたり、いろいろと動いていった中で、かなり大型の案件も含めて商談が進められるものを生み出せたことが主な成果です。その他にも、コロナ禍の2年間オンラインでやりとりをしてきたアメリカのお客様と現地で実際にお会いし、親交を深めてきました。そこでまた新しい動きとして、彼らのサービスをSpace BDが利用する形で、インバウンドを増やすようなアクティビティをしてみようかという話ができて。全世界をカバーする海外営業として貢献するために、自分たちのサービスを売るだけでなく、Space BDのプレゼンスをどう高めていけるかというような試みも、どんどん世界中で展開していきたいと思います。->
宇宙の未来について
宇宙の普及は、人々の巨大な固定概念を崩して、
社会から「諦めること」を減らしていくきっかけになる。
宇宙って、すごくシンボリックなものだと思うんです。不思議だと思いませんか?人間はみんな「宇宙の中」にいるのに、なぜか遠く感じる。行けない場所だったり、難解なものというイメージがある。だから宇宙に携わる仕事っていうのは、ものすごくハードルが高くて、特殊な専門性が必要で、限られた人にしか扱えないものだと思われがちです。でも、もし「宇宙ビジネス」がもっと身近なものになったら、世界は大きく変わる!そんな予感がするんです。宇宙への心理的なハードルの高さがなくなっていくだけじゃなく、他のところでも「これって大変だよね。絶対できないよね…」って諦めていたことが、「そんなことないかも!やってみようかな」って固定概念が崩れていくきっかけになる。それも、個人レベルで。何かを諦めることが減っていく社会に変わる。宇宙ビジネスを促進したり、宇宙をみんなに広めていくというSpace BDの取り組みは、そのすごくいい一例になれると感じています。->
私の目標・チャレンジ
誰にも競合だと名乗らせないレベルで、
世界を期待させる!
「海外営業担当」と名乗るからには、商談を取るのはもちろんのこと、「Space BDっておもしろいことをやっている会社だな」「これまでにない何かをやってくれそうな日本のいい会社だよね」という認識を、世界中でたくさんの人に持ってもらえるように活動したいと思っています。ありがたいことに、日本の中ではプレゼンスも上がってきて、様々なお客様から頼っていただけることも増えてきました。でも、世界というステージでは、まだまだこれから。「自分たちのやりたいことは、Space BDじゃなきゃできない」と言っていただけるような卓越したサービスを展開したり、他社に競合だと名乗らせないくらいのものを確立していきたい。大きな目標ではあるけれど、Space BDなら実現できると確信しています。->
私にとって
「宇宙」とは?
「ずっと追いかけ続けていられる、『ワクワク感』の源」
憧れもあるけれど、怖さもある。でもそれを超えて、「いいな」と思うものがある。そんな不思議な存在で、ワクワク感を与えてくれるもの。だから宇宙は、ずっと追いかけ続けていられるんです。
「ワクワク感」って、すごく得体の知れないもので。「これができたらすごいかもしれない!」みたいな漠然としたものであり、これができる自分、これができる会社、お客さんがこれができたら、いろいろな意味での「これができたら!」という期待感とも言えますね。そんなふうに未来への熱い気持ちを抱かせてくれる、それが宇宙なんだと思います。